今度は「ピックの定理」とその類似の森原の定理・額賀の定理について。後者2つについてはこの度初めて知りました。こんな関係も成立するんですね!
割と包括的な文書 http://alg.kus.hokkyodai.ac.jp/2013/koshin2013dec.pdf が見つかったので、さらに付け加えるべきことは余りないですね。加法性を最大限に一般化した議論が見事で、額賀の定理の原証明 http://www10.plala.or.jp/h-nukaga/math/syoumei.htm だと「すごく入りくんでいる形状で、1つの単位格子に何度も辺が出入りしている」場合に本当に見落としがないのかイマイチ確信が持てなかったのですが、その懸念が払拭できました。
ここでは、落ち穂拾い程度の補足をいくつか述べておきます。