第7話 いずみさん、あなたが欲しい!
今回も、ストーリーに沿って順次感想を述べていきましょう。
校門にて
- 前回、いずみの取り巻きに言われたことが気にかかって高杉と距離を置
く 涼。ちょっと可哀想だけど、タイミング悪く通りかかって話を逸ら
すダシに使われるだけの誠四郎はもっと可哀想(笑)。全体を通して振
り返ってみると、誠四郎は基本的に不幸にするためだけに出したキャラ
クターに見えます。それで最後ヒカルとデキてしまうのも、安直な救い
を(スタッフが)与えただけのようなきらいがあって、そこがちょっと
残念な所です。
練習風景
- この頃はまだ高杉のことが気にかかっていても、それが投球に影響する
ことはないみたいですね。ところで、真央相手に投球練習をする涼の顔、
何だか安永航一郎風に見えます。あと、真央を涼が抱え起こすカットの
動き、凄く変。仮にも抱え上げようとしてるんだから、もうちょっとこ
う、「力がこもっている」ことを感じさせる作画にして欲しいものです。
- グラブ差し出しただけで取っちゃうユキ、凄いですね。「ハイっ」
この頃はまだ、フィーフィーちゃんも登場してなかったし、ユキがあん
なにヘビーな過去を負ったキャラだとは知りませんでしたねー。
加奈子、校長、教頭
- 覗きがバレて袋叩きにされる教頭。わはは、何だありゃ、顔に傷跡がハッ
キリ描いてある!(笑)相変わらずベタベタだ…。そこがまたいいんだ
けど。
- 加奈子と校長の並んだ姿、身長の対比が凄く変じゃないでしょうか?加
奈子はまるでシークレットブーツを着けているかのようです。
小中多美誕生
- 正体がバレて、部室で取り調べを受ける加奈子(違う)。足をもじもじ
させるところがかわいいですね。この頃は凄く内気なキャラで、このシー
ンもろくにセリフがないし、涼に拾ったボールを手渡すシーンでも思っ
たことを何も伝えられずに走り去っちゃうんですが、14話でヅラをむしり取ったときにふっ切れたみ
たいですね。CD ドラマではついに「私がやるわ!高杉君は涼に触らな
いで!(冷たく)」だもんなあ(笑)。
- ところで、加奈子が中学時代名ショートでならしていたとは驚き!前の
回の予告の「お父さんに内緒で野球を…」云々を聞いた時は、「校長の
娘として今まで抑えつけられていたけれど、涼たちの生き生きした姿を
見て自分も野球をやりたくなった…」というありがちなパターンを想定
してたんですが、ひとひねりされていて感心しました。
- 「あたし、こんな状況をマンガでみたことがあるんですけど、ここはひ
とつ、寧々にお・ま・か・せ(ハート)」またかい!(笑)これで寧々
は「何でもマンガを元に判断する」というキャラが確立したな、と思い
ましたが、その後の回でもちゃんと期待に応えてくれましたね。
- 加奈子のカツラ姿。
ヒカル「メッチャ凄い」
まったくだ…。確かに笑える恰好ですが、その次のセリフのインパクト
あったこと!
小春「ふるさとの獅子舞を、思い出すのう」
おいおい!これ、今回きっての爆笑セリフでした。小春も結構な天然ボ
ケだったんですね。CD ドラマでああいう役が振られたのも無理はない(笑)。
- それにしても、「みたかなこ」を逆にして「こなかたみ」とは…。ここ
まで考えてネーミングしてたんですね。
- 校長が去ってみんなで「ふうぅーっ」とため息をつくシーン、珍しくユ
キに表情がついてますね。
おでん「志乃」
- 高杉のことを思い浮かべる涼。悪いけど、そのドレス姿は似合ってない
ぞ(笑)。やっぱり君には、颯爽としたユニフォーム姿が似合ってると
思うですよ。それにしても、そんなに高杉のことが好きになってたのか。
- 高杉と涼の会話を盗み聞きするいずみ!あのー、もしもし?あなたひょっ
としてずっと高杉の後をつけてたんですか?(笑)高杉がオペラ会場か
ら去った後も。高杉が「志乃」でがんもをつついてた間もずっと物蔭に
隠れてこっそりと!?か、完全にストーカーやん(笑)。
涼のプロポーズ(嘘)
- いずみに向かって愛を告白する真
向勝負を挑む涼。「ふふっ、高杉君との関係は私が一歩リードしたわよ」
と精神的優位に立ってのイビリ攻撃……だったらやだなあ(笑)。(違
うっ!涼はそんなキャラじゃないんだあぁーっ!!)
エンディング
- とにかくこれで、キャスト欄のレギュラーメンバーがすべて揃いました。
ぱちぱち。
- うわ、予告編のいずみ、すごい顔。これでいずみは完全に「こわい人」
に決定。
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井汲 景太 <ikumikeita@jcom.home.ne.jp.NOSPAM.>(迷惑メールお断り)
最終更新日: 2000年4月22日