はい、まず最初の見所は如月女子高の入学式です。志乃さんの美貌もいい んですが、やっぱりこのシーンの中心は涼ですね。
「お母さん、私ね…やっぱり高校に入ってよかった」と喜びを隠せない涼。そう、この気持ちを胸に、自分をここに連れてきてくれ た人たちのことを忘れずに、高校生活を満喫してね。そして、その人たちの期 待に応えるためにも、自分の幸せを追求してね。涼が幸せになることが、周り の人の夢をかなえることに繋がるんだから。
ところで、このシーンの冒頭でほんのちょびっとだけ映る1カットでいず みに話しかけてるの、おなじみ(?)のいずみの取り巻きのひとりですね。こ の娘の声を担当しているのは笠原さんです。
高杉にからかわれて、「がんもちゃんなんて人、知りません」とすねてみ せる涼。しかし、まさか「がんもちゃん」よりかわいい名前の例として 「つみれちゃん」を挙げるセンスの持ち主とは思いません でした(笑)。涼よ、その発想はどこから!?高杉じゃなくても笑うよね、そ りゃ(笑)。「こんにゃくちゃん」や「ちくわぶちゃん」は台本にない子安さ んのアドリブなんだろうな。
プリナイ6人目のメンバー、涼の頼れる相棒、真央の登場です。でも小春、 「まるで鯨じゃ」ってそりゃちょっとヒドい(笑)。
そして、おそるべきセリフでこの場を異次元空間に引きずりこんでしまっ た恐怖のキャラ、それは寧々。
「野球マンガに出て来るキャッチャーって、大抵太ってるんですぅ。それに柔 道から転向するっていうパターンも多いし」ええいもういい、お前はもう喋るな(笑)。そのペショペショした喋りもキラ イだ。って言うか、よくそんな声が出せますね、川田さん(純粋に感心)。そー いう声で喋るのは水谷優子さんの専売特許かと思ってました(笑)。
ヒカル「マンガと現実を一緒にすな!」まったくだ(笑)
相変わらず自分の世界を作ってしまっている桂子さん。
「この如月女子高校が笑われるということは、私自身が笑われるのと同じこと。 そんなことは絶対にさせません。必ずこの計画を成功させてみせます」おお、自信満々のこの啖呵!榊原さんのセリフ回しも威厳に満ちていて、やっ ぱりこの人は異彩なオーラを放っていていいなあ。
この話で7人目のメンバーとして加わってくる陽湖。あまり視聴者に好か れなさそうな考え方をする娘なので、全然注目してなかったんですが、 25話での活躍は見事!ラストのこの活躍だけで、私 は陽湖のことをすべて許します。という訳でこれ以上のことは 25話感想にて。
さて、真央の入部テストの後では、声に注目して見てみましょう。プリ9 は出演者が限られてるので、チョイ役のキャラにレギュラーの役者さんが声を アテることがかなり頻繁にある作品でした。当然、そういう役についてはエン ディングにクレジットされません。
こういう作品では、「このキャラを演じていたのは、よく聞くと○○さん だね」というのを聞き取るのも楽しみのひとつです。
まず、真央をバカにしに来た柔道部の3人を演じているのは誰なんでしょ う?どうも、真中のキャラは矢島さんがやっているような気がしますが、両側 の2人がわかりません。嫌味たっぷりに「大道寺さーん」とはりあげる声には どこかで聞き覚えがあるような気がするんだけど、どうも解らない。あああ気 になるぅ。→ [2000,1/15] ほぼ判明しました。
引き続き、いずみの取り巻き3人が登場しますが、この3人を演じてる人 は数度聞き返して完全に同定しました(笑)。ロングの娘が進藤さん、お下げ でメガネの娘が(上でも述べた通り)笠原さん、残りのショートの娘が川澄さ んですね。お3方が真央・加奈子・ユキが登場するよりも前の回から既にエン ディングテロップに名前が出てたのは、主としてこのいずみの取り巻きとして の出演があったからです(レギュラーメンバーに早くから雰囲気に馴染んでも らおう、という意図もあったのでしょう。特に進藤さんや川澄さんは新人でし たし)。
さてこの取り巻き3人はいつもながらのトゲトゲしい雰囲気を出してくれ ていいんですが、ここで印象に残ったのは進藤さんのこと。直前にあれだけ涼 に感謝するシーンを演じたばかりなのに、「2度と宏樹さんに近付かない方が いいわよ」なんてあんなにギスギスした芝居をしなくちゃならなくて、お疲れ 様でした。
という訳で「兼ね役を探せ!」と題して、 その他のエキストラを誰が演じていたのか調査するページを作ってみました。
なお、第6話はこの作品中ではなかなか作画がまともだった回だと思いま す。