前回の考察で、「解決」まであと1歩だった、ということにようやく気づいたので書いておく。
まずは、前回導いた所まで改めて導出を書いておこう。サイコロを
普通に立式すれば
となる。ここで、
だが、
がなりたつ。ここまでは前回到達していた。ここからあと少しで、ちゃんと Legendre 多項式が出てくる話になる。
で、多項式
よって例えば
となる。この両辺を
が再現される。
- 他の
もまったく同様に (あるいは Legendre 陪関数 )を利用して表せる。 - この流れだと、
- なぜ Legendre 多項式が現れるのか?
という値は何なのか?
という疑問に対する必然性が割とはっきりする。前者は、
の の係数を抜き出すために 回微分するから。また、 という対称性のためにこの 次式は相反形になっているわけだが、それを平方完成した形を と結びつけるために係数を調節した結果現れた数が だった、というストーリーになっている。
【2015, 4/15 追記】
をみたす(
となって
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