メゾピアノさん、Iholiさん、どうもです。
> 美神が中世ヨーロッパにタイムポーテーションした時、座標が具体的に
> イメージできていないために、現代の日本に戻ることができませんでし
> た。その為、マリアを奪い返すことがどうしても必要だったのです。
> ところが、平安京に飛んだ時には、道真の雷を受けた美神は現代の美神の
> 事務所に正確に戻ってきます。また神・道真からもらった(雷)の文殊で
> 平安京に戻ったときにも、ごくわずかな位置と時間のズレだけですみました。
> 中世ヨーロッパに飛んだ時には700年,平安京では1000年の飛翔で
> す(そのかわり距離は近くなりましたが)。また中世ヨーロッパから戻った
> 後、タイムポーテーション能力は小竜姫によって封印されていたはずで
> す。ということは、その間に練習したわけでもなく経験を積んだわけでも
> ありません。
> なんで美神は、いつの間に自由自在に時間飛翔できるようになったので
> しょうか。
美神は、もともと予知能力がありました。つまり元々時間の彼方を見通す能力があったのです。(『極楽愚連隊西ヘ』の冒頭)
さらに美神は、マリアの導きで中世ヨーロッパに飛び、ヌルの雷撃で数分間とはいえ自力で過去に飛び、またマリアの導きで現代に戻ってきました。(『ある日どこかで』)
そしてさらに、今度はヒャクメの導きで平安京に飛びました。(『デッドゾーン』)
都合4回の経験を得ることによって、美神の時間コンパス感覚は完全に目覚めたのですよ。鉄棒の逆上がりを、補助者付きで練習しているうちに、補助なしでできるようになったようなものです。美神は天才なんですから、こんなこと何でもないんです。天才とはそういうものですよ。
プラス、美神は幼児のころ、母親の胸に抱かれて過去から時間移動し、また帰っていった経験があることも忘れてはいけません。(『母からの伝言』)
これは母親の能力によるものにせよ、ある程度はこの経験から感覚が磨かれていったのでしょう。