HEYHEY砲さん、エンキドウさん(「名前に注目し
よう!」、興味深く拝見しました)、どうもです。
さて、以下はぼくの解釈です。
『鋼鉄の姉妹!(その3)!』によると、マリアの動力系
統には自己修復機能が備わっている模様です(コミックス
第8巻172頁参照)。
更に下って『バトル・ウィズ・ウルブス!!(その2)』
にて、切断された腕の切断箇所に妙な腕輪を付けて接着し
ようとしていますが、これがマリア本人の自己修復機能な
のか、はたまた腕輪の方が修復を行う魔法科学の産物であ
るのかは断定しかねます(第18巻84頁参照)。まあ、いず
れにしても「マリアの超合金があっさり斬られちゃうワケ!?」
(同73頁)なのを、仮にある程度の部品類の換装が必要で
あったとしても、繋ぎ直す事が可能であるならば、これは
一種の再生機能もしくは再生装置が存在すると見る事も可
能……つまり、充分な時間とマリア本人の体力(あるいは
霊力?)さえあれば、『心の旅!!』で負ったような重傷で
貴重な部品が大きく破損していても、元通りに近い所まで
自力で快復できる可能性もあるのではないでしょうか。
となると、その再生技術そのものも「失われた技術」で
あったが故に、マリアの人工皮膚を培養してテレサに使用
する事もできなかった、とする可能性も出てきます。
もっとも、『心の旅!!』の一件以来、この問題に対する
ドクター・カオスの興味は内面要素のデータ化と代替ボディ
の方に移ってしまった様に見えます(『ジャッジメント・
デイ!!(その17)』第35巻69頁)……が、個人的にはあの
代替ボディはテレサと同様、元のマリアのそれとは別物で
あり、ボロボロになった元のボディは最終的には秘かに再
生処理を施された、と堅く信じています(笑)。
代替ボディに関して謂えば、失われた技術に近付くべく、
マリアの元のボディと同様にテレサのボディよりも性能は
向上しているでしょう。技術革新は絶えず日進月歩してい
くものですからね。