ごめんなさい、ぼくも追記。
ぼくの文中、「ツッコミ」という言葉を使ってますが、いちおう言っておけば、「ツッコミ」は愛の行為です。
1:『009』じゃねえか、とつっこむ。
と、
2:『009』じゃねえか、と批判する。
とはぜんぜん意味がちがいます。
あと、書き込んだあと、まきしゃさんの書き込みを拝見しました。てことはおれは一時間以上パソコンに向かっていたことになります。…不毛だ。
ただ、これはどうでもいいことなんだろうと自己ツッコミしながらも言いますが、
<パロディ>というほどベタついてもいないと思うんですよね。つまり、『新辞林』の説明でいう、先行作品への「諷刺・滑稽」が目指されてるわけではない。
むしろ修辞学を持ち出されてきたのでいえば、<暗示引用(アリュージョン)>に入るとは思うのですが、パロディにしろ暗示引用にしろ、明快な定義は修学史上、かなりの難問みたいです(佐藤信夫『レトリック認識』)。いやぼくもよくわからんのですが。
だから、いちおうは、椎名高志氏がこれまで触れてきた先行作品へのオマージュととるのが穏当なところかもしれません。