> ・「無駄だ。おまえが食った結晶は私のために特別に造られたものだ。私以外の誰もあの結晶を消化して使うことはできん。」
> 「おまえに使えるのは結晶に含まれるわずかな不純物にすぎん。」(『デッド・ゾーン(その8)』)
> ・「アシュタロスの結晶は吸収されずにメフィストの中――魂を材料にしてるから転生のときそのままそれが美神さんに受けつがれて…」
> 「じゃ、私の中にもエネルギー結晶が!?」
> 「結晶状態で安定してるから外からは見えにくいし、あなたにも影響はないわ。でも長い時間の間に結晶と魂はふたつに分けられないくらい癒着してるでしょうね。」(『同(その9)』)
>
> 美神の魂とエネルギー結晶は「癒着していただけ」であって何らかの影響を及ぼし合っていた訳ではなく、基本的に独立した存在であった様です。静養や健康状態については既に先のレスで述べましたので割愛するとして、つまり、その人格や記憶はエネルギー結晶を除いた美神本来の魂(常人が有するのと同じもの)のみに依存し、運動能力や霊能力についても同様なのでしょう。あるいは、結晶の不純物を使えたからこそ美神はGSとしてトップクラスの実力を発揮できたとも考えられますが、「安定している」「影響は無い」とのヒャクメの診断より、その可能性は低そうです(転生と魂と霊能力の関係については、過去ログ「[543] 転生について」を参照)。原作に出てきた類似例と比較しますと、例えば「ルシオラの霊基構造を代用する事で生き延び、さらには一時的にパワーアップした横島」とは、根本的に異なります。
> ここは単純に「エネルギー結晶を失う事による変化は無し」と捉えるべきではないでしょうか? …仮に影響があったとしても、やはりコスモプロセッサの反則的な力で(以下省略)。
そこまではわかります。しかしそうなると今度は、飲み込んでいてもまったく何の利益にもならないエネルギー結晶を、なんでメフィストは吐き出さずに死ぬまで体内に持っていたのでしょうか。20年後にイカス年増になっていたのですから、少なくとも20年はメフィストは体内にエネルギー結晶を持っていたはずです。
ヒャクメに預けてもいいし、息子が安倍晴明であるならば、陰陽寮に預けてもいいでしょう。もちろん破壊したっていいのです。
天才陰陽師・安倍晴明でさえも母親の体内のエネルギー結晶をどうすることもできず、輪廻転生するにまかせていた?
そうかも知れませんが、そうなると安倍晴明の能力に大きな疑問詞がついてしまうような??