> そこで思ったのは、パピリオに蝶々の眷族が、ベスパに妖蜂の眷族がいるのに、ルシオラにはなぜ蛍の眷族がいないのでしょうか?
> ルシオラが大量の蛍を操ることができれば、パピリオとの戦いの時にも有利だったはずです。また、蛍が妖蜂と共同で霊波片を集めていれば、ルシオラも復活できたかもしれないではありませんか。
> 本当にどうしてなんでしょうか?
ベスパの妖蜂は、「妖蜂」というくらいですから明らかにただの蜂ではなく、一匹一匹が魔物なのでしょう。パピリオの蝶も鱗粉が霊的な毒を帯びているのですから、明らかに魔物です。
これらの魔物を造ったのは、やはりアシュタロス(か土偶羅)でしょう。
ルシオラにホタルの眷族がいたとして、それを使うべきだったのは、
(1)山荘でベスパと戦った時。
(2)美神の事務所と植物園で、パピリオと戦った時。
(3)東京タワーでベスパと戦った時。
(4)霊体が消滅した後。(霊破片を集める役目)
この4つです。
これらを考えてみると、(1)では“10の指令”のコード7に触れる行動を取ろうとするルシオラを阻止しようとするベスパとの戦いですから、つまりアシュタロスを裏切ろうという行動です。
(2),(3),(4)の時は、すでにルシオラははっきりとアシュタロスに敵対した後でした。
一方、ベスパはアシュタロスを最後まで裏切ってはいませんし、パピリオが眷族を使ったのは、植物園で横島たちと戦った時までです。GS側に寝返る(アシュタロスを裏切る)行為の後は、眷族を使っていません。
つまり、眷族といえどもアシュタロス配下の魔物なので、「アシュタロスを裏切る行為」をしている者には使えない、とこういうことなのではないでしょうか。