> > 花戸家以外の人には見えないはずの貧乏神が横島に見え、しかも「栄光の手」を受けて巨大化してしまったのは、実は貧乏神がわざとやったことなのではないでしょうか!?
>
> 一応ツッコんどきますが、「花戸家以外の人には見えない」
> と云う設定は在りませんよね。
まあそうです。実際、高校の生徒や先生には見えていました。しかしデジャブゥ・ランドの職員やお客には見えていないらしいこと、小鳩の「あなた貧ちゃんが見えるんですか」という言葉から、貧乏神は、通常は花戸家の人以外には姿が見えないように(姿を消す超能力などで)気を使っていた、と考えられます。
> > 小鳩は17歳です。あと2,3年で貧乏神は消えます。問題はその後です。小鳩が20歳になって、さて花戸家はどうなるか。長年の貧乏暮らし。貯金もないでしょう。お母さんも病気でふせっているようですし、一家の働き手はいません。急に運が向いて裕福になれるわけではありません。
> (中略)
> > それを怖れた貧乏神は、隣室の貧乏学生が実はゴーストスイーパーだということを知り、「今はまだ丁稚やから貧乏やけど、将来性はあるな。身元もしっかりしとるようやし」で、今のうちに小鳩の婚約者にしておけば、小鳩の将来も安心だ。こう考えて、一芝居打ったのではないでしょうか。
>
> しかし、本作を通じて小鳩&貧乏神が登場する機会は少な
> く、しかも当の貧乏神が積極的に両者の仲を取り持つような
> お話が1つも在りませんので、残念ながらこの可能性は低い
> と想います。
しかし、横島が責任を取る為には二人が結婚しなければならない…と言い出したのは西条ですが、すぐに「そうか…小鳩とこいつが夫婦になれば二人は身内や!」と大賛成したのは貧乏神です。誰かがそれを言い出すのを待っていたのではないでしょうか。また、
「やっぱし…ほんまに結ばれなあかんのとちゃうか?」
という貧乏神の言葉も重要です。
銭湯帰りの横島をずっと待っていた小鳩を、陰から見守っていたらしいのも貧乏神です。この時、二人はいい雰囲気になりそうでした。もしかしたら、小鳩が横島をずっと待っていたのも、貧乏神の入れ知恵かもしれません。
また、デジャブゥ・ランドでのデートにもずっとついてきて、見守っていたようです。二人の行く末に、貧乏神は多大な関心があったとしか思えないではありませんか。
> あと、小鳩の母がそこまで性悪かどうかの判断
> もつきかねます……解釈としては、おもしろいですけど。
まあ、母親が性悪というのは特に証拠もないので、撤回いたします。しかし、あれだけ貧乏で母親が病身……となれば、やはり手っ取り早く考え付くのは、性風俗ですよ。小鳩がそういう方向に落ちていく可能性は、充分に考えられます。
> そもそも忠夫の将来に賭ける事自体リスクが大き過ぎます
> (笑)。それに、どんなに身元や後ろ立てがしっかりしてい
> ようとも、貧乏神の能力(銀行倒産、など)や存在(師匠か
> ら関わりを拒絶される=仕事が無くなる、など)の所為で全
> 部台無しになってしまうので、結局無意味……と云う事は、
> そこまでの情報収集ができるならば予測できるでしょう。
そうでしょうか? 美神は、貧乏神が事務所に入ってくることに嫌悪感を示したのであって、横島が小鳩と結婚したらもう関わり合いになりたくないからクビ…そこまで言うでしょうか?
横島の貧乏はもう極限状態ですから、今更貧乏神が憑いたところで変化はないでしょう。美神も、横島が有能である限りクビはないと思います。
また、曾おじいさんのバチによって曾孫娘の婿、にまで貧乏の呪いがかかるのはいいとして、そのまた両親まで貧乏になるのでしょうか? それは拡大し過ぎだと思いますが…。
いくら貧乏神の呪いでも、横島のGS資格まで無効にする力はないのではないでしょうか。とすれば、やはり2,3年後の呪いが解けた横島の将来は、大変に有望と考えるべきでしょう。
それに、他にいい男はいないんですから。
> 幸いなのは、まだ駆け出し故に、攻撃を喫してもそれほど
> 身体=貧乏な期間が大きくならなくて済むだろう、と云う事
> くらいですかね。
まあ、そうですね。