椎名作品Q&A 過去ログ

No. 744 Re^2: ヘッドホンガンガン。どうして声が聞こえた?

エンキドウ : 04/02/14(Sat) 22:18

>  1度目の場面、13巻28頁5コマ目を見て下さい。忠夫の
> 隣には……そう、キヌがいます。
>  令子は小さくて見辛いですが耳を塞いだまま指示していま
> すので、おそらく根を抜くまではその格好のままでしょう。
> よって令子の指示を忠夫に伝えたのは側で漂っているキヌに
> 他なりません。しかし彼女にしてもどうやって伝えたのか?
>
>  つまり、1度目は耳を塞いで遠くから指図する令子の言葉
> を承け、キヌが身振り手振りで「で、その草をひっこぬく!!」
> を忠夫に指示したのです。この程度の内容のヂェスチャなら、
> 不器用な幽霊少女であっても充分伝達可能でしょう。

 ああそうかっ、私は、「サバイバルの館」で美神と横島がブロックサイン(手話?)で会話しているので、それかなと思っていました。それなら、2回目は横島は美神を見てませんし。しかし、美神は両手で耳をしっかり押さえていますから、ジェスチャーではありませんね。
 Iholiさんの説なら、2回目におキヌちゃんがどうして「ちょっと待って。美神さんが慎重に掘れって言ってますよ」ということを伝える為に横島の手を押し止めなかったのか? も説明がつきます。
 1回目の気持ちの悪い悲鳴に閉口し、横島がマンドラゴラに手をかけたと同時に、おキヌは耳を押さえて逃げてしまったのでしょう。

 しかし、横島は軽率過ぎます。横島はまず、美神が遠くに逃げ、両耳を押さえていることを確認してからマンドラゴラに手をかけるべきでした。また、近くに他のスキー客がいないことも慎重に確認しなければなりません。
 2回目のマンドラゴラは自分から地面を、ぼごぼごぼごぉっと破って出てきましたから、悲鳴は上げておらず美神の命に別状はありませんでした。
 とはいえ、一歩間違えれば美神は死んでいたところでした。


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