ご回答ありがとうございます。
> ただ、正直言いまして、ぼくもこのホームズの体たらくに
> は少なからず残念に想う所です。そもそもこの物語が『極楽』
> 愛好者向けであった事は、そこの所の説明がざっくり省略さ
> れている事からも明らかです。しかし、同時にカオス側から
> ホームズに対する手がかり=伏線が示されず、最後の段階ま
> で騙されっぱなしになってしまったホームズ、若気の至りと
> は謂え少々気の毒でなりません。せめて出会いの場面で「地
> 面に彼女の足型が異様に深く刻まれていた!」くらいは欲し
> かったな……と想わなくもありませんね。
そうですよね。ホームズともあろうものが……です。
「足跡が異様に深い」ということに気づいていたけれども、恋は盲目で心の奥に押さえ込んでしまった、これなら「若気のいたり」でしょう。
しかし全然気づかなかったなら、単なる凡人並みの知能ということになります。
とはいえ、ホームズが女嫌いなのは、この時の経験がトラウマになってしまったからでしょうなあ。ホームズは女性の依頼人には優しいので、本質的に女が嫌いということではありませんから。