> 六道女学院クラス対抗戦の決勝戦、先鋒の女の子が「雷獣変化」という技を使います。
> でも、これってGS資格試験でメドーサの手下の陰念が使った魔装術に似過ぎてません?
> もし雷獣変化が魔装術の一種ならば、長時間使い続ければ本物の魔物になってしまう危険な技です。女子高校生が使うべき技とは思われません。
> どうして先生達も注意しないのでしょうか?
魔装術なんでしょうか?
たしかに陰念の魔装術によく似ています。しかし陰念の場合、横島も言っていたように「ワケのわかんねーかぶりものの化け物」でした。つまり口の中から陰念の顔がのぞいていました。一方この女の子の雷獣変化では、口の中には舌があっただけで顔はありませんでした。
また、魔装術の場合彼等の姿は「白龍」の道着とは一変します。霊波が体を覆いつくすからでしょう。雷獣変化の場合、女の子が着ていたTシャツ・タイツの模様と、雷獣の模様が同じです。
また、陰念は2本足で歩いていましたが、雷獣変化した女の子は四つ足になっていました。
これらのことから考えると、雷獣変化は文字通り肉体が「雷獣」に「変化」するのであって、霊波が鎧のように体を覆うだけの魔装術とは違うものなのではないでしょうか。
獣化能力は、本来はシロのような人狼などが持っている能力です。獣になるんですから、確かに人間(それもGS候補生)が身につけるにはふさわしくない、危険すぎる能力かもしれません。
もしかしたらあの女の子は、シロと同様に半人半妖の、魔物なのかもしれませんね。