> Big Lion様。ご回答ありがとうございます。そうすると、さらに疑問が生まれました。
> 美神は、横島と闘った時の陰念の技に対し「悪魔と契約したものだけが使えるという、魔装術だわ!」と言っています。
> 一方、悪魔ベリアルは15歳の小笠原エミに対し「悪魔と契約している奴が、GSの資格なんて取れないでキィ!」と言っています。
> ということは、「魔装術を使っている」→「悪魔と契約している」→「GS資格は取れない」はずですから、陰念も雪之丞も魔装術を使った瞬間にGS協会の規約に違反し、資格を得る権利を失うはずです。
> ところが、小竜姫もエミも冥子も「雪之丞たちがメドーサの手下である」という証拠を得ようとやっきになっています。そんな証拠が必要なんでしょうか。メドーサの手下である証拠はなくても、「魔装術を使っている → 誰とであれとにかく悪魔と契約している」という証拠ですから、それだけで失格にできるのではないでしょうか。
> なぜ、GS協会の審判員達は、陰念や雪之丞をすぐに失格にしなかったのでしょうか?
お初にお目にかかりやす。関東極悪会若頭、矢野と申しやす。以後、お見知りおきを願いやす。
メドーサと小竜姫は、霊格も同等,同じ竜神族で、剣の腕,加速能力などの戦闘力も互角です。
メドーサは小竜姫に「あんたは弟子にあの術(魔装術)をさずけなかったことをくやむべきだわね」と言っています。小竜姫も、私にはできない…というような返答はしていません。
つまり、魔装術を人間に授けることは、小竜姫にもできるのです。メドーサと小竜姫の違いは、ただ神族側にくみしているか、魔族側にくみしているか、それだけの違いでしかないのだから、当然なのです。
ですから、他にも魔装術を人間に授けることのできる神族は、たくさんいるはずです。雪之丞に魔装術の極意を授けた猿神も、その一人かも知れません。
ただ、魔装術は危険な技なので、神族はよほどでなければめったに人間に授けない(その場合、名前も神装術? となるのかも)だけのことなのです。
ですから、「魔装術を使っている → 誰とであれとにかく悪魔と契約している」という証拠にはならないのです。神族との契約なのかも知れないからです。
だいたい、「悪魔と契約しているという疑い」だけでゴーストスイーパーになれないならば、「黒魔術を使う」と公言している小笠原エミが、ゴーストスイーパー資格を持っていられるわけはないではありませんか。
それでは、これで失礼させてもらいやす。