> 六道女学院クラス対抗戦の決勝戦、先鋒の女の子が「雷獣変化」という技を使います。
> でも、これってGS資格試験でメドーサの手下の陰念が使った魔装術に似過ぎてません?
> もし雷獣変化が魔装術の一種ならば、長時間使い続ければ本物の魔物になってしまう危険な技です。女子高校生が使うべき技とは思われません。
> どうして先生達も注意しないのでしょうか?
GSという職業の特殊性ですね。雷獣変化が魔装術の一種だと仮にしましょう。陰念が魔装術を使った時、その場で失格にはなりませんでした。つまり魔装術そのものはルール違反ではなく、使ったからGS資格が取れなくなるわけではありません。
彼女らは高校一年ですから15,6歳です。美神は20歳ですでにベテランGSで、悪魔,悪霊,妖怪と戦い命を落としかけるギリギリの経験を数多くしています。
つまり彼女らは、2,3年後にはもう命をかけた修羅場の中に突入していかなければならないのです。だとしたら、それが強力で効果的な技であるならば「まだ高校生だから、魔装術は危険だから」という理由で使用禁止というのはおかしいと言えるでしょう。危険だからこそ鬼道先生の指導のもと、きちんと訓練して使いこなせるようにするべきです。
> もう一つ疑問が。一文字は、一回戦では木刀を使っています。二回戦では、弓の態度にあきれ木刀を持ったまま一回姿を消します。戻って来たときには木刀を持っていません。そのまま素手で闘います。決勝戦では、最初から木刀を持っていません。やはり素手で闘います。
> なんで木刀を使わないんでしょうか。教室に置いてきたとか?
おキヌの「ネクロマンサーの笛」などは、霊的な性能を帯びた特殊な笛ですから、無ければどうにもなりません。神通棍などもそうでしょう。
一文字の木刀はそういうものではなく、本当にただの木刀なのでしょう。物理的な打撃力は無効になる結界の中ですから、霊能力さえ込めていれば木刀を使おうが素手だろうが大差はないのでしょう。
一回戦で木刀を使ったのは、ただ「その方が気合いが入る」からでは?