> でもだったら、メドーサが白龍会の3人の誰かの“式神”として受験すれば、OKだったの? 魔竜を貸してもいいでしょうね。
> 小竜姫さまも、竜気をバンダナに授けるのではなくて、小竜姫さま自身が横島の“式神”として受験すれば、それで通用するのでしょうか?
> あるいはいっそのこと、ピートが横島と組み、ピートが横島の“式神”としてコンビで受験すれば、簡単に合格できたことでしょう。
>
> でも、そんなことで本当にいいんでしょうか?
メドーサは竜神の殺し屋であり、指名手配中の悪者なのですから、雪之丞や陰念の“式神”として出場するわけには行きません。それどころか小竜姫たちは白龍会の3人とメドーサの関係を証明しようとしていたのです。(結局、雪之丞の証言で3人の資格は無効)
小竜姫の場合、横島を成長させようとしていたのですから、自分が直接手助け出場するようなことをするはずがありません。
おそらく、試合する受験者が式神や使い魔を使う場合は、その霊体が本当に受験者の精神に従属しているのかどうか、厳密なチェックが行なわれるのではないでしょうか。
ですから、急ごしらえ、その場限りの約束で横島がピートを「式神です」と言っても、チェックではねられてしまうのでしょう。
同様に、冥子の式神を封じ込めたお札を借りてきて受験しようとしても、やはりチェックではねられてしまうのでしょう。
横島がおキヌちゃんやグーラーやルシオラを式神として使う場合、本当に心から横島に惚れている、ならOKでしょう。
恋もまた魔力,霊力の一つです。「魔物を惚れさせる能力」というのは立派な横島の実力であり、試験でも認められることでしょう。