ひささん、こちらこそお久しぶりです。
> 質問1
(略)
> たった1年しかない寿命の方はどうなったんでしょうか?
先ず、33巻11頁2コマ目のルシオラの科白を見ましょう。
A「急がなくても――――――/今の私たち、時間はちゃん
とあるんですもの。/私は逃げたりしないから、/ね?」
これは寿命問題や「10の指令(テン・コマンドメント)」が重
なった時のルシオラの科白(31巻22頁1コマ目)、
B「どうせ私たちすぐに消滅するんじゃない…!/だったら!!
/ホレた男と結ばれて終わるのも悪くないわ!!」
と比べると全く対称的です。
明らかに寿命問題がBの時点でのルシオラの性急さの一因で
あったのに対し、Aの前後では逆に忠夫の方が余裕の無い状態
(笑)にあります。加えてAの時点での彼女たちを取り巻く周
囲の雰囲気が比較的穏やかである、などの点から総合的に見て
……科白Aは寿命問題の完全解決宣言と見てほぼ間違い無いの
ではないでしょうか(GS本部の文書上で言及されかったのは、
寿命の長短が彼女たちの放霊に直接影響しないからでしょう。
またパピリオ反抗事件も、アシュへの忠誠やプライドの問題は
勿論、短命ゆえの忠夫への愛着が寿命問題解決によって覆った
事も遠因?……それ故最後は忠夫絡みの説得に応じた、と)。
また、寿命問題が初めて明らかになった30巻89頁4コマ目、
C「寿命を短く、その分パワーを大きくしたのよ。/一年後、
アシュ様が復活すれば私たちは用なしだし、/失敗は許
されないもの。」
に対して、科白Aの前後では特に彼女たちのパワーが低下した
言及が無い(寧ろ33巻32頁には「私とあんたの合体技しかあ
のコたちに通用しないのよ!?」との指摘有り)と云う反論もあ
るかもしれませんが……短い寿命は大パワーである為の十分条
件(結論の前提となる条件)では必ずしも無いのでしょうね。
> 質問2
> コスモプロセッサにより全国で生き返ったみなさん(デミアンとか)はメドーサら一部を除き退治される描写がアリマセンでしたがどうなったんでしょうか?特に角の生えたオカマはその後マザコンから電話をもらえたんでしょうか?
35巻10頁や20頁辺りの描写が参考になると想います。ここ
で弱体化・消滅しているのはは普通の?悪霊の様ですが、34
巻8頁1コマ目のルシオラ「そこらじゅうから霊気がどんどん
増えていくわ!」と云う科白にもある通り「殉教者復活」の際
に同時に発生したと想われます。
つまり、宇宙処理装置の壊滅と共に殉教者も消滅した、と解
釈するのが物語の流れの上からも自然なのではないでしょうか?
(そもそも当初の「結晶破壊=アシュの野望(宇宙改編)の壊
滅」という構造が、最後には「結晶破壊=宇宙処理装置爆発&
アシュの仮の肉体の破滅&霊界チャンネル復活」と、結晶破壊
が総合的解決の方法と成った、その傾向にも着目!)
……従って、雪之丞は旧友に電話をする暇は全然無かった、
と想われます(笑)。
> 質問3
> ルシオラの戦闘コスチュームの胸の上と背中(当初はなかった気もするけど)の滑らかな逆三角形の部分は地肌が見えてるんでしょうか?それとも白いんでしょうか?どうなんでしょう。
単行本30巻の裏表紙をしっかり確認し直しましょう。ここ
では敢えて結論は申しません。ムフフ。
>最近SSを執筆中のひさでございます(投稿はいつになるやら・・・)。
いつになるやらも含め(笑)楽しみにしていますね。では。