kitchensinkさん、はじめまして。
以下、私的見解をうだうだと述べてみます。
まず、神族・魔族というのは同一の「霊的存在」であって便宜的な区分でしかない、と考えてます。人間でいえば、与党と野党、警察とヤクザ、みたいな関係かと。人間からみて警察にあたるのが神族で、ヤクザにあたるのが魔族と考えるとしっくりいきます。つまり神族と魔族は、個人のおかれた状況次第で入れ替わりが可能だと考えてます。
一方、竜族というのは種族みたいなもので、人間でいえば、黒人、白人、黄色人みたいなもんかと。これはもう、生まれた時点で定まってるってゆ〜やつですね。
こ〜ゆ〜風に考えると、メドーサは竜族でありかつ魔族であると言えます。
竜族でありかつ神族なのが、竜神族の小竜姫さまかと。
ついでに言えば、猿族の神族が猿神(ハヌマン)で、鳥族の神族がガルーダで、鳥族の魔族がハーピーかと。タマモとなると神族魔族のいずれでもない狐族の「霊的存在」、警察でもヤクザでもない一般市民的存在で、人間と友好関係が築けるかどうかで魔モノか神獣かのレッテルを人間に貼られてしまう状態だと考えてます。
35巻p133でいみじくもワルキューレが語っているように、元々は土着の神族だったのにキリスト教によって魔族にさせられた者もいるのです。猿神は逆に単なる悪ガキ妖怪だったのにお釈迦様の手のひらで弄ばれた末、三蔵法師の弟子になることにより神族になれたようなもんです。
メドーサも、元々はギリシャ神話以前の先住民族の崇めていた女神といわれており、ギリシャ神話ではあまりにも美人だったので嫉妬した女神アテナによって魔物にされてしまったそうです。
パピリオも昆虫族の魔族ですが、小竜姫の教育がうまくいって仏教に帰依してブっちゃんから免許皆伝を授かれば、昆虫族の神族になってしまうやもしれません。想像できませんが(笑)。