> パピリオは前に「自分の胸には未来がある」とか言っていましたが
> しかしパピリオは自分があと一年しか生きられないのを知っていました。
> さすがに見た目、十歳くらいの女の子が一年でルシオラを胸の大きさで勝てるわけがありません。
> パピリオはいつ寿命が一年と知ったのでしょうか。
さあ(笑)……と云うのは冗談としまして。
『その後の仁義なき戦い!!(その1)』(30)でのルシオラのセリフを引用します。
A『あのコ、なんでペットなんか飼うか知ってる? 動物が育つのが好きなの。』
B『―――自分が大きくなれないの知ってるのよ。』
加えて『仁義なき戦い!!(その3)』(29)での描写より、アシュ編開始前から既に
パピリオは自分のペットを飼っていた様子。
従って上記セリフA&Bから、パピリオが自分の寿命を悟っていたのも、やはり
アシュ編開始前と考えられます。
更にセリフBの口振りから「パピリオの居る場では寿命についての正式な通達も
話の話題に上る事も無かったが、何かの切っ掛けで彼女がその真相に気付いてしまった
のだ」とルシオラが考えていた、との解釈を試みるのも可能でしょう。
しかしパピリオはあくまで妹らしく無邪気に振る舞い、姉たちも妹の気遣いに
気付かない振りをする――そんな陳腐にも美しく哀しい家族ゲイムがあの逆天号の
中で繰り広げられていたと想像すると、あの『パピリオの胸には未来があるでちゅ!!
ルシオラちゃんみたく、もう終わってないでちゅ! (うわーん)』(『仁義なき戦い!!
(その1)』)とのセリフも、中々感慨深いと云う物です。