> > この前は、あの女が僕のものになるってことを教えてくれてありがとうございました。納得できたような、気がします。
> > さて、GS美神をもう一回読み返してる時に疑問ができました。漫画のタイトルはGS美神だというのに、最後の方になってくると俺が美神さんより登場しているような気がするんです。それとも、僕の気のせいですか?誰が、主人公か教えてください。お願いします。
タイトルに名前が来ているからと云って、それが主人公であるとは限りま
せん。例えば、『ドラゴン・ボール』(鳥山明)……って、これは人名じゃないか(笑)。
もっと適切な例えとしては同じく鳥山氏の『Dr. スランプ!』。この作品の主役を Dr. スランプ=則巻センベイと断定するのはナンセンスですよね。従ってアニメ版(古い方)のタイトルが『Dr. スランプ! アラレちゃん』に成ったのは必然とも言えるでしょう(アニメのヒットにより、原作までも『アラレちゃん』と呼ばれるまでになってしまいました)。
そう云えば『コブラ』(寺沢武一)もアニメじゃ『スペース・コブラ』でしたけど、「スペース」って一体何の為に付けたんだろう……?
因みに『GS美神』と云うのはアニメ版の正式タイトルなので、区別の為にも原作マンガの方を『極楽大作戦!!』(更に縮めて『極楽』)と呼び慣らす方が多いです。
> 作者のその時気分では(笑)
それを言ってしまっては(笑)。
基本的にオムニバス方式の作品でしたから、各話ごとにスポットの当たった人物こそがそのお話の主人公なのだと思いますが、こんな当たり前の結論では納得して戴けないかとも思います。
古来より、キャラが次々と登場するパターンの少年マンガは、キャラの数に比例して主人公の影が薄くなっていくものです。つまり、「最初は目立っていたが、最後の方は目立たなくなった(もしくは世代交代の荒波に埋没した)」人物を拾い上げれば良いのです。
そうなると一番その条件に合うのは……やっぱりキヌ、ですか?(余り本気にしないように)