初めまして、岩男Xさん。回答が遅れました。
ぼくは読切版の方は一応読んだはずなのですが、ずいぶ
ん忘れていますので(苦笑)、短期集中版からが参考と云
う事になります。
> 疑問は3人の超能力限界です。薫のはだいたいわかるのですが…。
> ・薫
> 第2話よりあれくらいの土砂の山になると、さすがに動かせないらしい。
> しかし、距離が隔たっててもヘリを操ったりミサイル発射をコントロールできる等、
> 細かいコントロールはかなり効くようだ。
しかも驚くべき事に、対象物が視えていなくても操れる
ようにも見えますが……紫穂の透視(後述)に依る誘導も
有ったのかも知れません。
第4話では、海上にて3人で長時間待機できるほどの持
続力も発揮しています。しかし他方で、推定数百メートル
彼方の洋上に浮かぶ船上のテロリストに一撃をかます事を
しませんでしたが、これは単純に視力の問題だったのかも
知れません。いずれにせよ、とっさの皆本の判断に依る所
が大きいでしょう(後述)。
> ・葵
> 疑問その1。葵はどこまで跳べるのか。LV5の人にはあった回数制限はあるのか。
> どこまで跳べるかは、地球の裏側まで飛べるのなら、文句なしの能力なのですが、
> 京都から通うのが面倒と言っているところを見ると、
> 京都からは1発で跳べないと見るのが妥当でしょうか…?
同じく第4話。薫が手を出せない推定数百メートル洋上
の伊−九号の背中に皆本を届ける事に成功しました。これ
は第2話で見たように、目的地を直接肉眼で確認しなくて
も瞬間移動できる故に視力の制限を受けない事に依る物で
しょうか(いや、メガネが実は特殊な……ワケ無いか)。
それに、テロリストを「寸止めフリーフォール」の為に
島の上空に飛ばしました。島の大きさと比較すると、さっ
きの例よりは距離も出ているようですので、有効距離に関
してもかなりの広さを誇っているみたいです。
とは謂え、仮に京都から瞬間移動で通うとすると、働く
前から無用に疲労してしまうような気がします。
> ・紫穂
> 疑問その2.人に触れると否応なく、その人の考えを読み取ってしまうのか、
> それとも紫穂が読もうと思わなければ読み取らずにすむのかという点が
> はっきりわかりません。多分後者で紫穂が知りたい情報だけ読み取れる…
> だと思うのですが。
接触に依って否応無く……なのかどうかは結局、ハッキ
リしませんでした。ただ、接触感応能力と云う事で、第2
話にてトンネル外から指示する皆本の原動からその真意を
曲解してしまったように、対象との接触こそがこの能力の
行使にあたっては最も重要な要素のようです。
その代わりと謂うのも変ですが、彼女には「透視能力」
も備わっています。「外から透視て気づかなかったのはう
かつだったわ」(第2話18頁目)と云うセリフはその透視
能力が、崩落したトンネルの外側からでも妊娠中の女性を
識別できる程の精度と有効範囲をもつ事を窺わせます。
そしてやはり第2話から、他者の念波の放出を感知する
能力も有ります。第4話で伊−九号の無言の去就を悟らせ
たのもこの能力の応用かも知れませんが、そうだとすれば
それほど有効範囲は広くない可能性は有ります(本気を出
せば範囲を拡大できる可能性も有りますが)。
> あと、葵の実家は京都らしいのですが、他の2人はどこ出身?
> ヘリが迎えに行ってると言ったって北海道や沖縄だったらさすがに大変でしょうし。
ま、現段階では手がかりが皆無ですので、何とも言えま
せんね。いつか、どこかの雑誌で行われると謂う続きの連
載に期待しましょう(笑)。
(余談:第4話最後の作戦は何故皆本がでしゃばったか?
緊急であった為。紫穂→伊−九号の位置を感知>葵:皆
本を射線上へ瞬間移動>薫:援護の為に一同を飛行、と
云った役割分担を行ったから……かなあ? 少なくとも
要人の護衛のように誰かがその身を以て挺すれば、伊−
九号の生存率は確実に上がるとふんだのでしょうか)。