解放さん、龍崎さん、毎度どうもです。
> 1:GSというものは本人の資質で使える能力が限定されます。ゆえに引退したGS等を教師にしていて多種類な能力に対応して教えることができるので、女学院では本人の資質を伸ばすことができます。
> 2:式紙や対抗戦により安全に霊能訓練ができます。
> 3:除霊とはただ相手を倒せばいいというものではないので、知識や戦闘用でない術や道具の使い方を教えているのでしょう。
ぼくも龍崎さんの意見に異論は有りません。
オカルトの絡んだあらゆる事象が霊能力の闘いと定義さ
れています。カー・レイスであれ、テニスであれ……。式
紙を用いた体育の授業も「霊能があるなら大丈夫」であり
「霊力の流れをちゃんと読」む事が重要であったりと、身
体的な格闘技術より敵味方双方の霊力の扱いへの習熟に力
点が置かれています。六道女学院ではそうした技術修得の
指導方式を確立し実行しているのではないでしょうか。
そして、除霊師の試験には実技試験の前に学科試験があ
ります。学科では恐らく心霊学と関連法規に関する知識が
問われるのでしょうから、そうした知識を学ぶ為にも座学
は必要です……と謂っても勉強の苦手そうな忠夫でも合格
できる程度のモノ、と想ってしまいそうですが……曲がり
なりにも彼の指導者は日本でも指折りの除霊師、日々のか
なりの時間を助手として費やしている事もありますので、
忠夫の学科能力はまあそれなりに高いのかも知れませんね
(『誰が為に鐘は鳴る!!』篇の後でも忠夫の心霊学に対す
る無知が何度か登場する所を見ると、『誰が為に〜』篇の
オチにある通り、単にラッキィなだけだったのかも知れま
せんが(笑)、それすらも霊的に実力とされるのが『極楽』
世界です。該当箇所参照)。
それに、そもそも除霊師として一人立ちするには、資格
を得た後に師匠のお墨付きが必要です。才能がそれなりに
有っても師匠に恵まれない者も居るでしょうから、例えば
「資格取得と本科修了を以て師匠の承認に代える事ができ
る」などの措置が採られているのではないでしょうか(高
専の調理師科が修了に伴って調理師の資格を与える様なも
のですかね)。
ちなみに、今回の議題にある「(六道式)除霊術の教習」
なる物は『バッド・ガールズ!!』篇には一切言及が有りま
せんので、悪しからず。