人質3邦人解放さん、Iholiさん今日は。
> オカルトGメンに登録されたネクロマンサーは、わずかに3人。チベットとアフリカとニューギニアにいるそうです。
> 日本で美神・横島・おキヌの3人が霊団に襲われましたが、もちろんこの3人が助けようとしても間に合うはずがありません。また霊団は追い払うことができたのですから、それだけのことでこの3人が来日するはずはありません。
> では、この事件後におキヌに何やら質問をしていた、「こぎたないバーさん」はいったい何者なのでしょうか? 事件後、それほど日数がたっているとは思えませんが……。
> ネクロマンサーマスターの先生って? ネクロマンサーそのものではないの?
> チベット人? ニューギニア人? それともアフリカ……といっても広いし……。
> それにあのバーさんの衣装は、むしろメキシコあたりの民族衣装に見えるんですけど……?
私も前から疑問には思っていたのですよ。あのお婆さんは、ICPOに登録された3人ネクロマンサーの一人か? そうではないのか? は、Iholiさんに考察して頂けたので、私は次の謎について論じましょう。
疑問1.ネクロマンサーとネクロマンサーマスターは同じか? 違うのか?
疑問2.違うならば、ネクロマンサーマスターとは何か?
疑問3.さらに、ネクロマンサーマスターの先生、とはどういう意味か?
三省堂「EXCEED英和辞典」を引くと、“master”には次のような意味があります。
主人,長,かしら,家長,船長,先生,飼い主,名人,名人の作品,巨匠,親方,学寮長,坊ちゃん,修士,勝者,自由に使いこなす人,キリスト,レコードの原盤,マスターテープ
ということは、「あの人は、ネクロマンサーマスターよ」という言葉は、
「ネクロマンサーを自由に使いこなしてる人よ」
「ネクロマンサーのご主人様よ」
「ネクロマンサーを使っている雇い主よ」
「ネクロマンサーを配下に従えている親方よ」
「ネクロマンサー一族の家長よ」
「ネクロマンサーを教えている先生よ」
「ネクロマンサーの中でも特別の名人,達人よ」
「ネクロマンサー家の坊っちゃんよ」
「ネクロマンサー学の修士課程を卒業した人よ」
「ネクロマンサー大会の優勝者よ」
「“喫茶ネクロマンサー”の支配人よ」
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というような、いろいろな意味に取れます。まあ、ネクロマンサー学の修士、というようなことはないでしょう。それなら、「マスター・オブ・ネクロマンソロジイ」とかナンとか言うでしょうから。
ということは、概ね、
・ネクロマンサーを使う雇い主(本人がネクロマンサーかどうかは不明)
・大勢のネクロマンサーの親方(本人もベテランのネクロマンサー)
・ネクロマンサーとしての技術を指導する先生(本人も ─ 現役ではないかも知れないが ─ ベテランのネクロマンサー)
・ネクロマンサーの名人・達人(配下のネクロマンサーがいるか否かは不明)
この4つに分けられるでしょう(もちろん、雇い主で親方で先生で名人、ということもあり得るでしょうが)。
長くなるのでここで一旦切ります。続きます。