> 浮遊霊さん、ケチを付けるようで申し訳ないですけれど…。美神たちのカプセルが大気圏に突入した高度は、おそらく地表からの高度は80〜120kmだと思われます。
> 一方、グレムリンがいた人工衛星は、通信衛星なのですからおそらく静止衛星でしょう。だとすれば高度3万5800kmです。つまり、横島とマリアが落下を始めた高度よりも、358倍も地表から離れているのです。
> 地球(半径6400km)を、半径30cmのビーチボールに縮めて比べてみましょう。横島とマリアが落下を始めた高度は、ビーチボールの表面から4.7mm離れた場所です。一方グレムリンがいた人工衛星は、1.7m離れた場所です。
> あるいは、地球の大きさを東京の山手線だとしましょう。横島とマリアが落下を始めた場所は、新宿駅からわずか63m離れた地点、京王デパートの入り口くらいでしょうか。一方グレムリンがいた人工衛星は、新宿駅から23km、小田急線の向ヶ丘遊園あたりです。
> こんなにも離れているのですから、グレムリンが横島救出に駆けつけたというのはムリがあると言えるでしょう。
でも、もともとは地球産の妖怪なんだから、地表から高度3万5800kmまで自由自在に飛び回ることができる能力を持っているのかも知れませんよ。
普段は静止衛星を住処にしていて、その軌道周辺を飛んでいるのだとしましょう。美神と横島のカプセルが傍らを通ったのを見て、窓から覗き込み、
「あっ、パパだ、みっ。みっ、みみみみみっ」
とか言いながら後をついていったのかもしれないじゃありませんか。