六道女学院霊能科の女の子達は、全員GS志望のようで、実技の授業でも当然のように式神との戦いや生徒同士の戦いをさせられます。
『呪い好きサンダーロード!!』では呪いが生き甲斐の中学生が登場します。シロは「オカルトの不正使用がバレると、GSの資格が取れなくなるでござるよ」と言っていますし、本人も「いつかおまえなんかより───よっぽど強いGSになってやるからなっ!!」と発言しています。まるで霊能力があればGSを目指すのがあたりまえだと言わんばかりです。
『守ってあげたい!!』によると、「妖怪の病気に関しちゃ、専門家なんかいないのが現状」だそうです。
さて考えてみましょう。「GS美神」の世界には、霊能者のなる職業としてゴーストスイーパーしかないのでしょうか? 他には、占い師と非合法な呪い屋くらいしか登場しません。あとは、精神感応を動物学の研究に利用する美神公彦教授ですか。(厄珍には霊能があるとは描かれていません)
もっともっと、いろいろな霊能力の使い道があっていいのではないでしょうか。六道女学院でも、もっといろいろな霊能力の使い方を教えてもいいのではないでしょうか。
・妖怪や魔物専門の医者
・妖怪や魔物の法律的権利を守る弁護士
・悪霊や妖怪を学問的に研究する学者
・霊能力を応用した芸能人,スポーツ選手,芸術家
・霊能力捜査官(「白き狼と白き狐!!」を見ると外国には多いらしい)
・テレパシーのある教育者,児童心理学者
こういうような霊能力者がなぜいないのでしょうか。