椎名作品Q&A 過去ログ

No. 1068 美智恵が冥子母娘をなるべく避けていたのでしょう

浮遊霊 : 04/07/31(Sat) 08:24

>  さて、ということは美智恵と六道・母は互いによく知っている仲、一時的とはいえ師匠と弟子、ということになります。
>  ところが、美神令子と六道冥子の初めての出会いは、二人がGS資格試験を受けに行った時です。(「ゴーストスイーパー六道冥子登場」)
   (中略)
>  美智恵と公彦の出会いが21年前。その18年後に令子は両親の紹介状を持って唐巣神父の元を訪れた。令子は現在20歳。ということは研修を始めたのが17歳の時(高校2年)ですから、美神が資格試験を受けたのは17歳か18歳の頃でしょう。
>  すると、そんな年齢になるまで、二人は出会ったことがなかったのでしょうか? 母親同士が同業者で、師弟関係なのに?
   (中略)
>  とか、いろいろあって、年齢が近い二人が出会い、友達になるということは、あってもいいことのように思えるのですが……。

 令子と美智恵は性格が似ています。また冥子とその母は、他者に甘え依存する性格や、修行が全然できていないところ、精神力の弱さなどまでそっくりです。
 ということは、当初こそ冥子の母と美智恵は師匠と弟子でしたが、すぐに実力差は逆転し、冥子の母の方が美智恵に甘え依存する関係になっていたと思われます。
「美智恵ちゃ〜〜〜ん。私、共同作戦なら美智恵ちゃんがいいって言ったのよ〜〜〜。美智恵ちゃんがいいの〜〜〜。美智恵ちゃんじゃなきゃいや〜〜〜」
 すると、美智恵はとんでもなく疲れますから、なるべく冥子の母を避けていたのでしょう。
 特に、自分の娘である令子を、六道冥子にだけは絶対近づけてはいけない! 式神使いなどと友人になったら、命がいくつあっても足りない!
 このような配慮を美智恵はしていたのですが、資格試験会場で会ってしまうとは、そこまでは美智恵も先を見通せなかった(死んだフリをしていたワケですから)のでしょう。


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