> 娘とたまに会うことすら避けている人が、大勢の学生に囲まれて講義ができるのでしょうか?
> キャンパス内を歩くだけでも、学生達の思考が次々流れ込んできて、苦痛ではないのでしょうか。
> また、動物行動学という学問を私は詳しくは知りませんが、やはり多くの研究者仲間や、
> 大学院生などといっしょに行なうものではないでしょうか。論文を読んで意見交換、だけならば、
> インターネットでもできますが、フィールドワークはやっぱり屋外で、院生達などと
> 和気藹々、会話しながら行なうものではないでしょうか。その際、炎天下であれば
> 金属製の仮面なんか被っていられるのでしょうか。
キャンパス内を歩く場合は、仮面を被るのはもちろんですが、学生達が気をつかって数メートル以上近づかないのではないでしょうか。
講義の時は、仮面プラス教壇に霊力を封ずる魔法陣プラス学生達は前から3列目以内には坐らない(他の先生の講義でも同じじゃあ!)
助手その他、同じ研究室の人達との付き合いですが、妙手があります。研究室の人達は全員あの仮面を被る!(笑)
両者が仮面を被っていれば、さすがにテレパシーもほとんど作用しないのではないでしょうか。
フィールドワークの時は、仮面を被っていては動物の精神を読めませんから仮面は被らないでしょう。だから、大勢では行なわず、助手一人程度で行なっているのでしょう。5年前以降は美智恵が助手を務めたのでしょうが、それ以前はどうしていたか。
公彦さえその気になれば、手はあります。優秀な助手を、公彦の能力で洗脳し、自分に絶対服従、学問のこと以外、何にも考えない人間に教育してしまうのです。それなら公彦も苦痛でなく、助手も思考を読まれて不快ではないでしょう。それって普通の教授でもみんな弟子に対しては行なうことですから、ただそれを効率的に行なうというだけのことです。