いやー、今見たら私より前にセイバーと美神の接点について述べている方がいて驚きました。実は自分がチェックを怠っていただけなんですけどね。(汗)
で、私も以前言ったとおりルシオラ、ベスパ、パピリオの三人とアシュタロスの組み合わせはどー見てもセイバーのパンター、ティーゲル、ルクスの三人とその主人のファウストとの組み合わせに似すぎてるよーなきがするんですよね。それの思いはこの前セイバーマリオネットJをビデオで改めて見なおしてからますます強くなっています。
もちろん、谷川さんの言うとおりライム、チェリー、ブラッドベリーの三人と間宮小樽の関係に当てはめてみてもいいんですけど、アシュ様とファウストの性格上、あるいは思想上の類似点から考えてみるとやはり前者のほうが自然なような気がします。もちろん、これは「いい意味で」ですけどね。ベスパのアシュタロスに対する思いとティーゲルのファウストに対する愛情にもどこか一脈通じるような部分がありますし。
あと、Iholiさんも「あまりにありがちな構図」として一蹴していましたが、逆にいえば「ありがちだからこそ類似している可能性が高い」とも言えるのではないでしょうか?これは別に椎名先生の作家としての力を侮蔑しているのではなく、あくまで「他の作品のいいところはパクリだと後ろ指を刺されない程度に取り入れる」という私の持論に似通ったものを椎名先生も持っていて、それを実行したのではないかということです。
言われてみればどっちかってゆーと花形路線(要するにお笑い担当)だった横島もアシュタロス編では完全に小樽路線(かっこよくて女にモテる主人公系)になっていますし。もちろん、話の都合上、という意味もあるでしょうがそれにしても・・・今見比べて見るとやっぱり似てるなぁ・・・アシュタロス編の横島と小樽。もちろん、これも「いい意味」ですのでくれぐれも悪意に取らないでくださいねー(ちょっと身構えてる)
で、スレイヤーズの方に関してはいまだに調査中ですけど、少なくとも33巻の最後のほうの横島のセリフが「スレイヤーズNEXT」のラストのガウリィのセリフとわずかながら共通性があることと、主人公の性格が似ていることだけははっきりしてきました。
さて、以前はリナと美神の共通点を並べて見ましたが、今度は相違点について並べてみたいと思います。
1、顔はともかく、プロポーションにおいてはリナは美神の敵ではない(笑)
2、リナはかなりの大食いだが、美神はそれほどでもない。(ま、第一美神が大食いキャラだったらとっくに幻滅してるわな)
3、リナには故郷のねーちゃんといういわゆる「自分の身近にいる苦手でコワイ人」がいるが、美神の周りにはそのような人物は見られない。(強いてあげるなら母親の美神美智恵か?)
4、リナにある男が思わず保護欲をそそるよーな「愛らしさ」は美神にはない。その代わり、美神には並みの男を寄せ付けない凛とした「気品」にも似た美しさがある。
5、美神の場合、家族関係がうまくいっていなかったり、父親との確執があったりとその過去には暗い影がつきまとっているが、リナは故郷のねーちゃんの虐待にあったほかはほぼ平凡な少女時代を送っている。(その代わり、ガウリィ達と旅に出てからはいろいろと大変な事件に遭遇してるし、つらい体験をして、そこから学ぶことも多かった)
今のところは以上です。あとのことは分かり次第引き続き報告するのでよろしく。