「破戒僧ジョドー」に登場する人工知能59(フィフティーナイン)。
この物語がそもそも、「西遊記」を下敷きにしていることは間違いありません。
ということは、59とはつまりゴクウ(孫悟空)でしょう。59は頭に輪っかをはめていますし、棒を武器として使っています。
「はるか西の都へ経典を取りに行く旅をしている」というのも西遊記とピッタシですし、「唐三蔵法師玄奘」という名前まで出てきます。
ということは、ジョドーは「唐玄奘」のもじりでしょうし、豚の妖怪チヨは、「猪八戒(ちょ・はっかい)」でしょう。用心棒の八つぁんもそうでしょう。
チヨは最後に死にませんでしたが、もし「破戒僧ジョドー」の続編が描かれれば、チヨも仲間として加わる、という展開が考えられます。
そして次に登場するのは、沙悟浄でしょう。