斉天大聖老師(孫悟空)の仮想空間にある、「大歓喜」の掛け軸は、
某所でも書きましたが、当時の『少年サンデー』連載陣の文脈だと、『らんま1/2』のシャンプーの口ぐせ。
そもそも、額や掛け軸に変な(おかしな)文字を書くことじたいが『うる星やつら』いらいの高橋留美子の得意ワザと思われ、
そのあたりまでも射程に入れたパロディと読んでいいはずです。
『らんま1/2』の確信犯的にうそくさい(もちろんホメ言葉です)中国チックさとこの場面がリンクして引き出されてきたとおぼしい。
──「今、ここにある危機」編<4>(21巻P66)
しかしまだまだあるなあ。