「発展途上帝国MORO」で茂呂を真友くんが諫めるセリフ、「もっとみんなが喜ぶような使い方しようよ。トンネル掘るとかさあ。」
トンネル掘る、とは、『ドラえもん』23巻、「大あばれ、手作り巨大ロボ」に登場の、タイタニックロボのエピソードに拠るかと思われる。
(例によって)スネ夫に対抗して、巨大ロボのプラモ(モビルスーツ並み)をつくったはいいが、(例によって)操縦が利かなくなり、
乗り込んだのび太とドラえもんは電池が切れるのを待つしかなくて困りはてる。そんなとき、
プラモを組み立てていた山奥で、たまたま通学するのに山を迂回して数時間、という子どもたちを拾い、その子たちのためにロボを使ってトンネルを掘ることを思い立つ。
ちょうどトンネルを掘り終わったところでロボの電池が切れる。という(例によって)ハートフルなエピソードです。
落盤したら誰が責任をとるのでしょうか。
──「発展途上帝国MORO」(『椎名百貨店(有)』3巻)75ページ。このネタ、未出だったんすね。