Re: 三十二巻の和歌の意味 - 元ネタ大作戦！！

**No.56（98.8.15 02:41）**
投稿者
TOMO.KIN
タイトル
Re: 三十二巻の和歌の意味
元ネタ
本当は「Ｑ＆Ａ」か「ルシオラ・オンライン」に出すのが適当かと思いますが〉32巻の和歌ですが、取りあえずの訳を書いておきます〉「(あの正体の分からない）外に居て（住んで？） >君に恋している（どこに居るのかそれとも実はこの世に）〉居ない（のかも分からない）娘は君の家の池に住むという >蛍じゃあるまいしなあ。 ①平安時代の和歌だったらの仮定ですがあの頃は男が女の家に通う「妻問い婚」が主だったので「君」というのは女性を指す事が正しいでしょうその場合の解釈としては「あなたに会いに行きたいが（行けない我が身が恨めしい）外の光は蛍ではないですよあなたに会いたくて身を焦がす思いをしている私（の魂）なのです」〉とりあえず、こんなものでさほど間違ってはないはずです。意味が分かりにくいですが「蛍の化身」「蛍の儚さ」〉を歌で表現してるのでニュアンスで理解すればいいと思います。下品に要約すると「あの謎のおんな（ルシオラ）って〉お前の家の庭に住んでる蛍じゃないんけ？蛍って儚いよな」って感じです。 ②次の仮説はこの歌を深く分析したら「君が家」と「外にいて」、「恋」と「池」、「あらず」と「あらましを」がそれぞれ対句となっています恋（こい）は魚の鯉とかけて「池」としゃれている意味もありますが現世と彼岸の対比も含まれています水面（浮世）＝現世を中心に、水面下は前世水面より上は来世を暗示していますそれと、流れる川面は現在から未来へ移る時間を表しますが流れのない「池」は止まった時間＝過去・死者を暗示する事が多いこの事から浮世（現世）の外に行ってまでもいとしい人のところへ「身を焦がして現れる」あれは蛍なのだろうかそれとも「あなた」を思って（恋しくて）やってきた亡き（恋人の）魂が訪ねてきたのだろうかという意味の歌だと思います ①は生きている者の恋文 ②は死んだ（と思われる）者を偲んで歌ったものと解釈できますもちろん、その他の解釈も出来ますが、ルシオラの立場からは．．．ごめん、あえて選べません

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