「うちん人はあんな顔じゃなかった」 これは上野に西郷隆盛の銅像が出来たときの実話から。 西郷さんは写真嫌いで有名で、生前の写真は1枚も残っていません。 そのため今普通見られる肖像画は画家のキヨソネが、顔が似ていたと いわれるいとこの大山巖と弟の西郷従道の顔をモンタージュしたもの です。そのため、銅像の除幕式に出席した西郷の2番目の奥さん(奄 美大島流刑の際に結婚した人)が、 「うちん人はあんな顔じゃなかった」 と大声で言ったという実話があります。