美神の事務所の元の所有者は人工霊魂(幽霊だったかな?)壱号であるが、 その人工霊魂壱号を作ったのは渋鯖男爵となっている。これは渋沢栄一男爵 と渋沢龍彦が元ネタだといわれている。渋沢龍彦は、数多の著作および翻訳 を残しているが、そのなかの一つにピアズレー著『美神の館』(話の内容は ワーグナーの楽劇で有名なタンホイザーの話)がある。 美神の事務所、つまり美神の館の旧所有者の渋鯖男爵。これは『美神の館』 の訳者である渋沢龍彦へのオマージュなのではないだろうか? ちなみにコミック第3巻の冒頭(エミ初登場の話)で、横島が給料値上げの 交渉をしているときに、美神が読んでいる本、黒魔術の手帳の著者が渋沢龍彦 である。 もうすでにこのネタは公開されていた場合はごめんなさい。Forward - 次のアーティクルを読む