TITLE:「美神除霊事務所出動せよ!!」ワンダーホーゲルのセリフ集
DATE, TIME:1997/04/09 21:48:24
Name:SINJIRO

記念すべき連載第一回での登場、および、「スリーピング・ビューティ!!」
での活躍に敬意を表して、ワンダーホーゲルの特集です。

1.「じっ…自分は明痔大学ワンダーホーゲル部員であります!!」
  
  やっぱり、植村直巳さんもOBだったという、あの大学なんだろうな。

2.「ゆーきーよーいーわーよーわれらーがやどりいい」
  「やるっス!!やらせて欲しいっス!!俺たちゃ街には住めないっス!!」
  
  「雪山賛歌」より(アメリカ民謡 作詞:西堀栄三郎)

3.「遠き山に陽は落ちるっス!!」

  「家路」より(作曲:ドボルザーク)*1

4.「おおっ、はるか神々の住む巨峰に雪崩の音がこだまするっスよー!!」
 
  「ヒマラヤの春……はるか白い神がみの住む巨峰(ジャイアンツ)に雪崩
   の音がこだまする日に……」「ラーリは女になり……」
  「カンバは男になった……」 *2
   
   村上もとか作 「岳人(クライマー)列伝」 
   第2話 「はだしの壁」ラストのナレーションより

しかし、Gジャンにスニーカーの横島君をあんな雪山に連れて行くなんて、
ワンダーホーゲル部員としては失格だ。やはり、最初から、遭難させて、
幽霊仲間にしようとねらっていたに違いない。

蛇足
*1
「家路」は、元々はドボルザークの交響曲第9番 ホ短調「新世界より」
の第2楽章の主題を、W・A・フィッシャーが歌曲として編曲したものである。
新世界とはアメリカのことで、1892年9月にニューヨークに招聘されたド
ボルザークが、滞在中に、作曲したものである。とても親しみやすい曲なので、
クラッシックの入門用としてお勧め。

*2
「女になった」「男になった」というと、そういう漫画かと誤解する人がいそ
うなので、ストーリーをちょっと紹介。

シェルパ族のカンバとラーリは幼なじみで、ともに惹かれあっていた。しかし、
両親のいないラーリは、幼い兄弟達を養うために、20も年上の男に嫁ぐこ
とにする。
「なぜ…女は15歳で大人になれるのに…」
「なぜ、男は15歳では大人になれないのだろう!?」
父のいないカンバには、まだ、両方の家族を養うことはできない。

ラーリが嫁ぐ日、カンバは今まで、たった二人しか登ったことが無い「勇者の壁」
に挑戦する。一人前の男になるために。絶望的な登はん、しかし、ついに頂上に
立ったカンバは、涙を流し、ラーリの幸せを祈りながら、その名を叫ぶ。
嫁いでいくラーリは、その声が聞こえたのか振り返り、涙を浮かべる…。
そのシーンに、あのナレーションが入るのです。いい漫画だよ!


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