ピートが報酬の代わりにと持参した金の彫像。元ネタは、 映画「マルタの鷹」もしくはその原作であるハメットの同名小説。 映画の中で語られるエピソードによると・・・ 1539年、スペイン皇帝からマルタ島を拝領した十字軍の騎士達は、 皇帝への貢ぎ物として宝石をちりばめた金製の鷹の彫像を送ることにした。 これがマルタの鷹である。しかしスペインへ送られる途上、船が海賊に 襲われ、金の鷹は歴史の表舞台から姿を消してしまった・・・ この失われた宝物を巡って引き起こされた事件に私立探偵サム・スペードが 立ち向かったわけだが、まあそれはそれとして、現在マルタの鷹は 美神令子の手中にあるわけである。Forward - 次のアーティクルを読む