TITLE:砂の器
DATE, TIME:1996/3/7 9:34:43
Name:akanove

「砂の器」は、松本清張(「点と線」書いた人です)の同名の推理小説が元ネタと
思われます。新潮文庫より出版されています。

鎌田の電車操車場で発見された顔を潰された中年男性の死体。当初は容易に解決すると
思われていた事件の捜査は有力な手掛かりもつかめずに難航。数少ない手掛かりは、被
害者の東北訛りと、殺害の直前にプールバーで被害者と会っていた若い男の「カメダは
今もあいかわらずでしょうね」という言葉のみだった。

・・・てな感じの推理小説です。
小説を読む限りでは、横島の持っていたような、いわゆる「砂の器」は登場しません。
和服を着た陶芸家?も登場してません。横島の「砂の器」の原典は別にあるのかも
しれません。あるいは、横島の「砂の器」のシーンは、「砂の器」という言葉のみ
から椎名先生が連想したイメージ画なのかもしれません。

映画にもなっていると思いますが、私はみたことがありません。
もし映画があるとしたら、そっちが元ネタかもしれません。

以下は蛇足ですが、
「宇宙家族カールビンソン」(あさりよしとお)4、5巻でもネタにされています。
「なあばす・ぶれいくだうん」(たがみよしひさ)でも2巻で4コマのネタにされて
ました。
結構有名?な作品のようです。


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