「妖精作戦」シリーズ

私は「遅れて来た笹本ファン」なので、このシリーズを読んだのは完結から だいぶ経ってからのことでした。おまけに、買ってません(ファンの方ごめんな さい。図書館から借りて読んだのです)。

読んだのが結構以前のことなので、もう大筋くらいしか覚えてないのですが、 とにかくラストに救いがなくて、非常に納得行かなかったことが強く印象に残っ ています。刊行当時、リアルタイムでのめり込んで読んでいた人はもう、トラウ マとなるくらいの大ショックを受けたことでしょうねぇ…。その意味では、「遅 れて来たファンで助かった」と、胸を撫で下ろした作品です(トラウマ派の方、 本当に申し訳ありません)。

そのラストを除けば、荒削りながらも笹本先生の持ち味がよく表れた、なか なかの作品だったという印象が残っています。


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井汲 景太 <ikumikeita@jcom.home.ne.jp.NOSPAM.>(迷惑メールお断り)
最終更新日: 2020年11月20日