作画再評価

この度、DVD で全話を改めて通して見る機会がありました。そのとき感じ たのは、終盤の作画が意外に整っていた、ということです。

それまであまりにひどい作画が続いていたために、先入観が形成されてい たようですが、合宿が始まった20話以降 は、それまでと比べてだいぶ作画の質が向上しています。

20話の作画がよかったのは、プリ9作 監陣の中で随一の安定度を誇る今泉氏の担当回だったから当然なのですが、続 く21話22話も、十分安定していると言える回で した。また、24話の後半・ 25話26話の作画も申し分ない出来だったと言 えます。

合宿から帰ってきた後の試合の回の23話 と、その次の24話の前半がまたメタ メタで、そこでのマイナスイメージが突出しているためかなり損をしているの ですが、実は公平な目で見てみれば、20話 以降の終盤では、それまでの汚名をだいぶ雪ぐことができたと言えるので はないでしょうか?

ということは、プリ9の制作体制も、終盤になってようやく体勢が整って きたのかもしれません。もし、シリーズがもう何話か予定されていたら、スタッ フにももっと名誉挽回の機会があった、のかもしれませんね。

それから、8話でいずみが壁打ちをし ている所の作画は誉めておくべきでした。早い動きながら的確に作画されてい て、見るものにテニスに関するいずみの技倆の高さを印象づける、非常に説得 力のあるシーンだったと思います。タイミングも動きも申し分ありません。こ この原画担当者がどなたかはわかりませんが、特に取り上げて顕彰したいと思 う次第です。

「やればできる」んですから、これが野球のシーンにも生かされていれば 言うことなかったのに、と残念に思うことしきりです。


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井汲 景太 <ikumikeita@home.jcom.ne.jp.NOSPAM.>(迷惑メールお断り)
最終更新日: 2002年5月 6日