椎名作品Q&A 過去ログ

No. 169 うみゅう・・・。

富士見と美神のファン : 01/08/26(Sun) 12:56

> >  「私を月まで連れてって」(だったかな?)そこでショウリュウキ様たちがペコペコしていた人物(神様だと思いますが)、それは一体誰なんでしょうか?確か報告にジークフリードが行ったと思います。
> >  あといつかはわすれましたが、アシュタロスの砲撃を止めたのもその人だったと思います。一体誰なんですか?すごく解からなくて心残りなんですよ・・・
> >  その神様みたいのは二人いて、どっちかは関西弁だったと思うんです。
> > 誰かよかったら教えてください!
>
> 作品中、神魔それぞれの最高権力者としか明記されてなかったように
> 記憶しておりますので、そのまま神魔それぞれの最高権力者と答えるのが無難
> でしょうが、言いづらいのでとりあえず最高神と魔王ってところでしょうか?
> 話から察するに関西弁のほうが魔王っぽく受け取れなくもないようです。
> ただ、彼らの情報が著しく少ないのは「そーゆー単純な存在ではないから」とも
> 考えられます。そもそも冥界チャンネルが復帰したてで小竜姫クラスも満足に
> 回復できてないあの状況で飛び出してくる輩が単純な最高権力者で
> おさまるでしょうか?ここからは憶測で語る事しか出来ませんが、彼らは
> 地球上の生物のありとあらゆる正の感情、負の感情の具現なんじゃないかと
> 考えてます。根拠は全くありません。ただ、神魔を超える力の一例です。

「正」と「負」の感情の具現、という考え方は、「スレイヤーズ」の作者、神坂氏の考え方であり、彼の物語を構築する上で最も基礎的な部分といえる理論でしょう。現に、神や魔さえも超越した存在、L様こと全ての闇の母、ロード・オヴ・ナイトメアという超大者がその代表例としているわけですし。
逆にいえば、「美神」の話の中だと、「正」とか「負」の感情が特別強調されて書かれているような部分はありませんし、ですから、彼らが正や負の感情の具現、ということはないと思います。(でも、「正」や「負」の強い念によって呼び寄せられた、ということはあるかもしれません)
余談なんですが、アシュタロス編に出てきた「宇宙意志」なるものこそ「スレイヤーズ」でいうL様にあたる存在であり、全ての光と闇、そしてその間の存在である人間を生み出したものであると私は考えています。そうなるとアシュタロス編のラストで登場してきたあのお二方は、私の考えではやはり神と魔の最強権力者、という説が濃厚だと思うのですが・・・。(その点ではNOZAさんが前述してくださったように、関西弁の方が「ブッちゃん」「アッちゃん」と呼ばわっていたというあたりが根拠になっています)
あと、これまた全く個人的な考え方で申し訳ないのですが、アシュタロスの反乱の動機になっている考え方である「この世を1度全て破壊し、新に魔が支配する世界を構築する」というところなんですけど、この考えって「スレイヤーズTRY」のヴァルガーヴの思想と微妙に似通っている部分があるのではないでしょうか?(全ての造物主に対する反逆、という点で)二人とも最後は暴走しちゃいますし。
では、また今度です。


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