この絵を見ると、以下の事が読み取れる。

１.新選組の衣装を着ている。
２.カラーでは無いようだ。（モノクロと思われる）
３.フィルムの傷のような物が描き込まれている。
（８ミリなどの古いフィルムを思わせる。）

以上の点と、この第９巻のリポート７には、手塚ネタの「フィルムは生きて
いる！！」が収録されている事から考えて、これも手塚ネタと思われる。

「フィルムは生きている」＋「新選組」＋「おんぼろフィルム」

手塚ネタ３連発の合わせネタ、というのは強引ですか？
なお、「おんぼろフィルム」は昭和６０年制作の６分程の実験アニメで、制作、
原案、演出を手塚治虫先生が担当されています。
サボテン君みたいな青年と、ポパイのプルートみたいな悪漢が登場する西部劇
で、フィルムの傷(雨降りともいう)を気にする主人公が傘を差すとそこだけ傷
が消えたり、フィルムのずれを利用したアクションが有ったりと、全編遊び一
杯の楽しい漫画映画です。’８５年８月、広島国際アニメーション．フェステ
ィバルでグランプリを受賞しています。